Chart for WPF/Silverlight
階段グラフ
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階段グラフは、XYPlot グラフの形式の1つです。階段グラフは、X の値が特定の値になると Y の値が突然変化するという、値が離散的に変化する場合によく使用されます。最もわかりやすい例としては、時間の経過に伴う小切手口座の残高の変化があります。時間の経過(X 値)と共に、預金が発生したり、小切手が切られたりします。そのたびに、小切手口座の残高(Y 値)は、徐々にではなく突発的に変更されます。時間が経過しても預金が発生せず小切手も切られない場合、その期間の残高(Y 値)は変わりません。

折れ線グラフまたはXYPlot グラフと同様に、階段グラフの外観は、各系列のConnection プロパティおよびSymbol プロパティを使って色、シンボルサイズ、線の太さを変更することでカスタマイズできます。シンボルを完全に削除してポイント間の関係を強調することも、シンボルを含めて実際のデータ値を示すこともできます。階段グラフでは、データ欠損がある場合でも、データ欠損の X 値までは既知の情報を示す系列線によって問題なく作成されます。シンボルと線は、データ欠損が終了した時点から再度描画されます。

ほとんどの XY スタイルのプロットと同様に、階段グラフは必要に応じて積み上げることができます。

次の画像は、ChartType プロパティを Step に設定した場合の階段グラフを示しています。

次の画像は、ChartType プロパティを StepArea に設定した場合の階段エリアグラフ(シンボル付き)を示しています。

次の画像は、ChartType プロパティを StepSymbols に設定した場合の階段グラフ(シンボル付き)を示しています。

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